先日、アドレスV100のシート張替えを行いました。
防水対策として一般的な厚手のビニール袋を使用したのですが、その直後に台風による大雨に遭い、シート内部への浸水を確認しました。
そこで今回はシートを再び分解し、内部の状態を確認した上で、テーブルクロスとシリコンコーキングを使って再施工することにしました。
なお、前回紹介したビニール袋を使った方法も、DIYでは一般的に行われている方法です。今回の記事は、その方法を否定するものではなく、実際に私の車両で起きた事例として記録しています。
シートを分解して確認してみました
まずはシートカバーを取り外し、内部の状態を確認しました。
結果として、防水用に入れていたビニールに破れはありませんでした。
また、後側のスポンジやステープル周辺には目立った浸水も見られませんでした。
一方で、シート前方からシートベルト取付部付近まではスポンジが濡れている状態でした。
特に一番前は下から上まで水分を含んでおり、シートを持ち上げると前方から水が垂れてくる状態でした。
プラスチックのシートベース側にもわずかに水滴は確認できましたが、スポンジのように明らかに水が溜まっていると分かる状態ではありませんでした。
色々と確認してみたのですが、残念ながら今回の分解だけでは浸水経路を特定することはできませんでした。
実は以前はテーブルクロスを使っていました
実は今回の施工以前、ここ十数年ほどはゴミ袋ではなくテーブルクロスを防水層として使っていました。
特別な理由があった訳ではなく、たまたま手に入ったテーブルクロスを使ってみたところ、思いのほか扱いやすく、防水性能にも不満がなかったからです。
そのため、それ以降はずっとテーブルクロスを使っていました。
今回シートを張り替える前も、特に疑うことなく、これまで通りテーブルクロスを使うつもりでいました。
ところが、古いシートを分解した際に、その考えが少し変わることになります。
古いテーブルクロスの状態を見てみると
前回の張替え時に古いシートカバーを外したことで、これまで使用していたテーブルクロスの経年劣化の状態を確認することができました。ちなみに、約5年使用した状態です。

柔らかいビニール素材だと思っていたテーブルクロスですが、実際には紫外線や経年でかなり硬化してパリパリになっていました。
さらに一部は破れて欠損しており、その欠片がスポンジに刺さっているような箇所もありました。
見た目だけで言えば、決して良い状態とは言えません。
これまで防水性能や使用感に不満はありませんでしたが、この状態を見てしまうと、
「今後もテーブルクロスで良いのだろうか」
と考えるようになりました。
そこで先日は記事にすることもあり、一度初心に戻って、昔行っていたビニール袋による防水方法を試してみることにしました。
DIYでは一般的な方法ですし、私自身も過去に行っていた方法です。
ところが、その直後に台風による大雨で浸水を確認することになります。
もちろん、今回の浸水がビニール袋そのものに原因があるとは限りません。
ただ、防水方法を見直すきっかけにはなりました。
今回はテーブルクロスとシリコンで再施工しました
最終的には、これまで長年使用してきた実績を優先することにしました。
また、今回は新たにシリコンコーキングも追加しています。
用意するもの

テーブルクロス
ホームセンターで10cm単位で購入できます。厚みは0.08mm~0.1mm程度です。幅1.2m、価格表示の1mを購入しても1,000円以下で手に入ります。
シリコンコーキング
ホームセンターで600円程度から購入できます。

コーキングガン
コーキングを後ろから押し出す道具です。頻繁に使うわけではないので、安価なもので十分です。

ヘラ
シリコンコーキングを塗り伸ばすのに使います。厚紙でも何でもよいですが、ある程度の堅さがあるプラスチック製のものが扱いやすいです。
その他
シートカバー、タッカー、ステープル(針)、洗濯ばさみ、ハサミなどは前回と同じです。
① ステープル穴をシリコンコーキングで塞ぐ
まずはシートベースに残っているステープル穴を塞ぎます。

前回と今回でステープルを抜いてできた針穴や、残っているステープルをできるだけ抜いてキレイにしてから、シリコンコーキングをステープル跡全体に、一周確認しながら充填しました。
ビニールやテーブルクロスで防水を行う場合でも、大雨時の流れ込みの可能性を少しでも減らしたいからです。

② テーブルクロスをカットする
次にテーブルクロスをシートの大きさに合わせてカットします。
現物に重ねながら大きさを確認し、余裕を持たせてカットします。

③ シートカバーの縫い目にもコーキングをする
シートカバーの縫い目にもシリコンコーキングを塗っておきます。
安価なシートカバーは防水性がほとんどないとは言っても、ゼロではないので、縫い目を塞いでおくことで水が内側へ入るのを少しでも減らすことができます。

④ スポンジにテーブルクロスを被せ、シートカバーを取り付ける
あとはスポンジにテーブルクロスを被せ、その上からシートカバーを取り付けます。

張替え自体の手順は前回の記事と同じですので、今回は省略します。
↓ 前回の張替え記事はこちら
前回との違いは以下の2点です。
- 防水層をテーブルクロスへ変更したこと
- シリコンコーキングを追加したこと

⑤ シートベルト取付部にシリコンコーキングを施工する
最後にシートベルト取付穴周辺にもシリコンコーキングを施工します。
テーブルクロスとシートカバーの隙間、ネジ穴周辺、ネジ山付近などに充填しながら組み付けました。

完成✨
シートベルトを取り付けたら完成です。

シリコンコーキングはすぐには完全硬化しないため、本来であれば数日置いてから使用した方が安心です。
ただ、雨の心配がなければ、そのまま使用しても問題ないと思います。私自身もこれまではそのまま使っていました。
まとめ
先日のビニール袋を使った張替え後の浸水については、結局のところ原因を特定することはできませんでした。
ただ、シートを分解したことで内部の状態を確認できたこと、そして以前使用していたテーブルクロスの経年変化を確認できたことは収穫だったと思います。
また、長年使用していたテーブルクロス仕様には防水の実績もあります。
そういった考えから、今回はテーブルクロスとシリコンコーキングを使った仕様で再施工しました。
たまたまですが、記事作成中の今朝は弱い雨が降っていました。現時点では浸水もなく、問題なさそうです。
ただ、本当に大丈夫かどうかは、今後実際に使いながら確認していくしかありません。特に台風や長雨については、経験してみないと分からない部分もあります。
しばらくはこの状態で使用し、様子を見ていこうと思います。





































